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【論説】コロナ禍で閉塞感、曲がり角のプーチン独裁
プーチン露大統領(68)にパーキンソン病の疑いがあり、2021年中に大統領を辞職する予定だと昨年11月、英大衆紙サンが報じた。ロシア政府は「くだらぬ妄言。大統領は健康だ」と完全否定したものの、最近の同氏を映した映像には、ペンを持つ指がプルプルと震えていたり、痙攣する脚を必死に抑制しようとしたりする姿がある。
パーキンソン病は稀に遺伝性や若年性のケースがあるものの、大半が後天性で高齢者に多く、治癒が困難な病気である。70歳以上の100人に1人が発症すると言われ、真面目で几帳面な性格に多く発症し、喫煙者には少ないという統計もある。ちなみにプーチン氏は嫌煙家。脳内の神経伝達物質「ドーパミン」が作られなくなる病気で、ドーパミンの減少によって運動調節がうまくいかなくなる。かつては、発症後しばらくすると寝たきりや車いす生活になる病だったが、医療技術の進歩によって近年は発症後も10年以上は自立した生活を送れるケースが多い。
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