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東京建築散歩 本格的スパニッシュの「貴族の館」 記者 永井由紀子
公・候・伯・子・男という爵位があった時代、日本の貴族はこぞって邸宅を建設した。
その多くは西洋からの賓客を迎えるために洋風で贅を凝らした建物が多かった。
中でもこの「旧・小笠原伯爵邸」は本格的スパニッシュ建築であり、アール・デコの代表格「旧・朝香宮邸」と共に、一押ししたいところである。「旧・朝香宮邸」は現在「目黒庭園美術館」として一般公開されている(コロナで訪れるときは要確認)。
施主の小笠原長幹(ながよし)伯爵により、1927年(昭和2年)に建てられ、設計は曽禰中條建築事務所の曽禰達蔵である(因みに同事務所の中條は、作家宮本百合子の父)。
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