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甦るか? 「東京都平和祈念館」への執念 甦る「東京大空襲容認史観」

平和への祈りは、日本人なら誰しも抱くことである。

特に、多くの住民を死へ追い込んだ昭和20年3月の東京大空襲は忘れてはならないことだ。

3月10日、下町へ焼夷弾を用い、円陣の中へ住民を閉じ込めての空襲は、特に許せない事実である。1942年4月から始まった東京への空襲は、一時減ったものの1944年頃から激しさを増し、学童集団疎開なども始まった。

東京大空襲は民間人の虐殺であり、広島・長崎の原爆と同じように糾弾されるべきことである。その記憶を忘れないために全国各地には「平和祈念館」が存在している。

 

全国にある同様の施設が何故東京都には何のだろうか?

 

平成11年8月、付帯決議付きでの検討・議会の合意なく「平和祈念館」は凍結された。

集められた膨大な資料の一部は上記写真の「東京大空襲・戦災資料センター」に収蔵されている。

何故、貴重な資料も含め、この記念館が凍結されたのか。

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