scurity「セキュリティこそわが原点」
「セキュリティこそ我が原点!」35 今こそ護身意識を! 地域セキュリティアドバイザー 栗林寿行
今年もまた恐ろしいと言うべき暑さが続いているが、みなさん体調はいかがでしょうか?
コロナが蔓延しているおかげで、日常生活にマスク着用の為、より暑い環境になってしまった。
みなさんにおかれても決して無理をせずに猛暑と戦って下さい。
そんな中でも、連日の様に凶悪犯罪は確実に起きている。
最近でも、消防員がカラオケボックスで、面識の無い女性を強姦したり、居酒屋の店員が店内で女性のお客さんを強姦したりとおちおちリラックスも出来ない時代になっている。
私の個人的な見解では、強姦などを犯す凶悪粗暴犯は問答無用で極刑に処すべきだと思う。
殺人でないのだから、極刑は厳しいと思う方もいると思うが、冗談ではない!
強姦された被害者の気持ちに寄り添ったら極刑でも不足だ。
一生心に傷を負い生きて行かなくてはならない被害者と、逮捕されても数年経てば社会に戻り又毒牙を何の罪もない女性に向ける可能性のある加害者。
いつまで、お人好しなのだろうか?
被害者の人権を蔑ろにして、犯罪者の人権ばかり優遇するこの世の中である。
我々一般市民も更なる犯罪者に対して厳しい法制化を国に求めて行くのと同時に、個々の犯罪に対する意識を変えて行かなくてはならない時代だ。
特に、力では正直男性に対しては厳しい女性の方々は、今以上に身を守る術を考えて頂きたい。
己の欲求解消の為に、土足で上がり込み蹂躙して行く獣物を相手にしなくてはならないのである。
もう、日本には安全神話などは存在しない。
誌面の都合上今回は、2点程女性に対してポイントをあげておく。
と言っても、このコラムを読んでいる方々に果たして女性がいるのかわからないが。
以前から何度も書いているが、犯罪に巻き込まれる確率を低くするのが、身を守る一歩だ。
一人暮らしをしている女性に問い掛けたいのが、公共料金などの支払いは、銀行引き落としにしているのだろうか?
個人情報満載の振り込み用紙をコンビニなどで支払うと太刀の悪い店員がもしいたら、情報を与えて次の日からストーカーの餌食になる可能性がある。
現に、私の知り合いでここから住所を突き止められて被害者になった女性もいる。
不用意に個人情報は漏らさない。
人を見たら、泥棒と思え!全く嫌な時代だ。
ハイヒールなどは、ロッカーに入れておけ。
護身に必要なのは、戦う技術より、逃げ足だ。
危険な場所や空間からさっといなくなるだけで、かなり回避される。
厄介なのは、その場所や空間がいつ現れるかわからない所だ。
逃げ足に必要なのは、脚力と足元だ。
仕事上ハイヒールなどを履く必要があるならば、ロッカーに放り込んで、通勤時はフットワークの軽いスニーカーにするべきだ。
男性なら、逆に革靴の利点を活かして裸足より相手にダメージを与える事がトレーニングを積んでいれば出来るが、女性の場合は難しい。
素早く離脱する為にも、脚力鍛錬とスニーカー通勤をお勧めする。
何気ない小さな部分ではあるが、犯罪者の毒牙にかかる事なく楽しい人生を皆さんには送って頂きたい。