cc「中朝国境の旅」

【中朝国境の旅】 連載第44 回 [李容洙ハルモニ騒動に見る慰安婦運動について] 野牧雅子(宮塚コリア研究所研究員)

 第二次世界大戦時の日本兵を相手にしていた慰安婦に対する謝罪・賠償運動の星、李容洙ハルモニが令和2年(2020年)5月7日、記者会見し、長年共に活動をしていた日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(旧称韓国挺身隊問題対策協議会、通称挺対協、以後、挺対協と記す。)と、その前代表尹美香氏を激しく批判した。その内容は、おおむね、以下のような趣旨であった。

 

「募金・基金は慰安婦被害者のために使われたことがない」

「私達は騙されて良いように使われた」

「尹氏が国会議員になってはならない」

「尹氏は募金を横領して私服を肥やしている」

「水曜集会にはもう参加しない。水曜集会はなくすべきである。」

「挺対協は解散するべきである」

「性奴隷という言葉はやめて欲しいと挺対協、尹美香氏側に言ったが、聞き入れてもらえなかった。」

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