taiwan「台湾は日本の生命線」
【台湾は日本の生命線】 [武漢ウイルス問題を巡り歴然とする台湾と中国の「文明の差」] 永山英樹(台湾研究フォーラム会長・日本文化チャンネル桜「台湾チャンネル」キャスター)
■台湾の感染対策の貢献した陳建仁副総統
5月20日に任期満了で引退した台湾の陳建仁副総統は、世界的に有名な疫病の専門家でもある。
2003年にSARAが猖獗した際には衛生署署長(保健相)として感染の抑え込みを指揮した実績もあって、今回の台湾における武漢ウイルスの感染対策も、「陳建仁氏の専門家としての意見や衛生署長時代に確立した指揮センターシステムのおかげで成功し、世界にも貢献することができた」(蔡英文総統)とされている。
温厚な性格で知られるが、しかし真摯な学者だからこそ、武漢ウイルスへに対する中国の誤った対応ぶりには、厳しい批判を繰り返してきた。例えば3月25日にはメディアとのインタビューで次のように語っている。
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