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【奉祝】天長節 天皇陛下84歳のお誕生日をお迎えに、午前の参賀者、平成最多の昨年超え約4万5900人

 

皇居宮殿東庭一面が、天長節を祝う人々が掲げる日の丸小旗で埋め尽くされた(Photo/松原 久)

23日、天皇陛下は、84歳のお誕生日をお迎えになられた。同日午前には、皇居宮殿東庭において、一般参賀が行われた。天皇陛下の誕生日を祝うため多くの人々が集まり、天皇陛下が、皇后陛下、皇太子同妃両殿下、文仁親王同妃両殿下、眞子内親王殿下とお出ましになられると、「天皇陛下万歳」の掛け声とともに、東庭一面が、参賀に集まった人々が掲げる日の丸小旗で埋め尽くされた。

参賀者からの祝意に対し、お手をお振りになられる天皇陛下(Photo/松原 久)

天皇陛下は、参賀に集まった人々の祝意に応え、お手をお振りになられた後、「晴れ渡った空の下、誕生日に当たり、皆さんの祝意に深く感謝いたします。この一年も様々な出来事がありました。寒さに向かう今日、台風や豪雨により被害を受けた地域の人々、また、東日本大震災など過去の災害により、いまだ不自由な生活を送っている人々のことを、深く案じています。今年もあとわずかとなりました。来る年が国民皆にとり、少しでも穏やかな年となるよう願っております」とのお言葉をお述べになられた。

一般参賀は23日午前、3回に分けて行われた。午後からは、民衆が、天皇陛下への祝意を込めて記名を行う記帳が行われた。宮内庁によると、午前だけで4万5900人が皇居を訪れ、平成最多となった昨年の3万3310人を上回ったという。