pet「マリの喫茶室」
ウサギシリーズ(13) うさんぽ
ウサギシリーズ(13) うさんぽ
うさぎの散歩を「うさんぽ」という。
マリもウサギ用リードをつけて、何度か「うさんぽ」を試みたこともある。
道行く人がびっくりして振り向くのが面白い。
しかし、リードをつけようとすると暴れるし、根が臆病なので、外で固まってしまい一歩も動かなかったこともある。
なので、最近はせいぜいベランダに出すくらいである。
<ペット用ベビーカー>
筋金入りのウサギ好きのウサ友は、「うさんぽ」はもちろん、ウサギをアウトレットモールにも連れていく。ウサギをペット用ベビーカーに乗せて連れて歩くのだそうだ。
ちなみに、某御殿場アウトレットモールに行った時、ペットの犬がとても多くてびっくりしたことがある。
ベンチには、お父さんと犬と子どもが座っていた。
お父さんは犬とボーと所在なく座っている。
子どもはゲームに夢中。
お母さんは必至でお買い物か?
ペット用ベビーカーというと、前に、地下鉄のエレベーターを利用した時のこと。
エレベータ―を待っていると、ベビーカーを引いている男の人が来たので、
「赤ちゃん優先だわ」、と思い、先に入ってもらった。
しかし、ふと、ベビーカーの中をのぞくと、なんと赤ちゃんではなく、小型犬だった!
まあ、犬だって事情があって地下鉄に乗っているのだろうけれど、何となく府に落ちない・・・
<置いてきぼりのマリ>
マリがまだ2歳の頃、事情があって、しばらく姉に預けたことがある。
姉は、大型犬2匹と猫2匹の計4匹を飼っている。その猛獣屋敷にマリはしばらく住んでいた。
ある日、姉から電話があり、
「今ね、みんなで草津温泉に一泊旅行で来ているの」
「みんなというとマリも?」
「マリはお留守番だよ。家族じゃないもの」
「・・・・・」
その時、ああ早くマリを迎えに行かなければ!と切実に思った。
<散歩の思い出>
散歩といえば、昔はよく犬のゴールデン・レトリバーとお散歩をした。
ある時、いつもどおり犬と散歩をしていると、後ろから
「めんこい(=かわいい)なあ」
という声がした。
振り向くと、
「いや、犬がさ」
とおっさんは言った。
もちろん、犬だって分かってますよ!さすがに、自分のことだとは思いませんよ。
(私が育てた大麦若葉を食べるマリ)