columnコラム
佐波優子・私のライフスタイル9「失敗談から学ぶ受験①」
―土屋:佐波さんの偏差値28からの慶應大学受験体験記、今日も宜しくお願いします。
佐波:宜しくお願いします。
―土屋:今までこのインタビューでは佐波さんの工夫した独自の勉強方法の成功談を聞いてきましたが、今日はちょっと志向を変えて、逆に失敗談を聞こうかなと思います。
佐波:失敗談!試行錯誤で失敗だらけでしたから、ボツになった勉強方法の屍が累々としていますよ。
―土屋:まず、佐波さんは最初に受けた模試の偏差値が28だったんですよね。一体どんなふうに回答したらそんな偏差値になっちゃったんですか?
佐波:いきなり黒歴史に斬り込んできましたね(笑)
―土屋:はい、一番聞きたい箇所なのでお願いします(笑)まず、どんな模試だったんですか?
佐波:私が偏差値28を取った科目は、英語です。種類は全国センター模試です。もう秋だったので、現役生も部活を引退して受験勉強に本腰を入れる時期ですね。日本全国で15万何千人の受験生が模試を受けて、私は15万何千番番だったんです。
―土屋:な、なるほど…。僕もこのインタビューで毎回オープニングで偏差値28、28って言ってましたけど、ほんとに本当のビリの方なんですね…。すいません、あらためてしんみりしちゃいました…。と。気をとりなおして、もっと深く聞きます。何点満点中、何点だったんですか?
佐波:はい。センター試験て、200点満点なんですが、それで38点だったんです。
―土屋:それは低いですね。100点満点で19点ですか。
佐波:低いですよね。センター試験て、色々な問題があります。発音問題、アクセント問題、文法問題、並べ替え問題、イベント案内などのチラシを見て答えていく問題、会話問題、長文など。だいたい、最初の方は発音や文法など短時間で答えがだせる知識問題で、後ろに行くほど長文になって解答時間も長く難しくなっていきます。
―土屋:英語の試験はそんな流れが多いですよね。何が解けなかったんですか?やはり長文?
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