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急浮上【都知事選】中山恭子 日本のこころを大切にする党党首

永田町で複数の関係者から次期都知事選候補として同じ名前が上がってきた。日本のこころを大切にする党中山恭子党首である。

imageこの背景には「女性都知事」というイメージアップ戦略と、「とにかくお金にきれい」「ジャーナリストやタレントは不可」など舛添都知事の二の舞だけは絶対に避けたい自民党の意識が強く働いているようだ。

中山恭子氏の実績は、日本の女性政治家の中でトップクラス。東大時代から秀才でフランス語、英語が堪能、大蔵官僚を務め、その後は国際交流基金常務理事、在ウズベキスタン及びタジキスタン特命全権大使、特にキルギスでは日本人誘拐事件を武装グループに立ち向かって解決するなど、女性政治家の中で特出した実績だ。その後政治家に転身し、2007年の初出馬で38万5千票を獲得、自民党で3位の得票で当選。拉致問題担当大臣、少子化対策・男女共同参画担当大臣を歴任、麻生内閣では拉致担当大臣に中山恭子氏を任命しなかったことで批判が殺到し、内閣総理大臣補佐官として再任するという異例の事態にもなった。それほど国民からの信頼も厚い。さらに「中山恭子氏にはお金どころかスキャンダルやグレーな部分すらない」と言われるほどクリーンなイメージがある。小池百合子議員が第一候補と言われる中「実は中山恭子が本命」と言われるのも納得できる。

中山氏は前回の都知事選でも自民党推薦候補として直前まで名前が上がっていた。当時、弊紙水間論説委員のブログには《東京を中山恭子先生に託そう》と以下のように記されている。ブログを転載するので是非読んでほしい。驚かれるのではないだろうか。前回自民党が舛添氏を応援したことで水間論説委員の予想通り最悪の結果となってしまったことがよくわかる。

(以下blogより抜粋)
東京都知事選の候補者選びは、水面下で進捗しているようですが、パフォーマンス舛添と東国原が日本の顔の東京都知事になる可能性もでてきました。民主党政権時代、東京都が石原知事だったことで国民に微かな希望を与えてもらえました。現在、安倍政権になり政府が安定したと思っていたら、東京都知事が日本人とは思えない下品な者が知事になる可能性がでてきたことで、気分を害してらっしゃる方がたくさん居ることと存じます。

(中略)

仮に東京都知事に下品な者が就任されたら、これから増えるオリンピック関係だけでも国際交流が盛んになり、日本人として恥ずかしい思いをさせられるのが見えみえです。覚醒されていらっしゃるインターネットユーザーの皆様方は、候補者個人の情報を調べて賛否を判断できますが、ほとんどの都民は政治へ興味をあまり示しませんので、自民党の候補者選びによっては、最悪の結果になる可能性があります。

中山恭子先生は、21世紀の日本は「文化のプラットフォーム」を目指すべきとの、政治目標を掲げられていらっしゃいます。
世界の文化は、東京・パリ・ニューヨークが交流を深めることで、世界の平和に絶対な貢献が可能になります。中山恭子先生は、大蔵省時代、パリとニューヨークへ出向した経験があり、東京都知事に就任していただければ、東京を中心とした「文化のプラットフォーム」を推進して、2020年東京オリンピックをスポーツと文化の祭典へ向けて、強力に推進していただけると確信しております。
いまこそ、政治家としての交渉力は、拉致被害者帰国を実現したことは、国民周知のことであり、行政官としても大蔵省審議官やウズベキスタン大使として実績もあり、ここで中山恭子先生が東京都知事に就任していただければ、東京の雰囲気がガラッと変わり、安定感と安心感が得られます。
中山恭子先生の東京都知事就任に賛同していただける皆様方には、一人でも多く総理官邸に要請の意見を送ってください。宜しくお願い致します。
(抜粋終わり)

その一方で「中山氏の実績、語学、海外での評判、クリーンな政治は都知事として申し分ないが、オリンピック年に80歳というのはどうか」という意見もある。
都民の思いに答えられる都知事は誰か、じっくりと考えてほしい。
自民党も前回あわてて舛添氏を応援し、大失敗につながったことを繰り返さないように。舛添知事の一件で選挙の大切さを再認識した都民は、知名度に踊らされることなく実績を見て本当に自分たちの生活を改善してくれる候補者に一票を投じるだろう。

関係者によると、「すでに中山事務所には自民党からの打診があった」とのこと。これについて、弊紙の取材に中山事務所は「日本の心を大切にする党党首として参院選に集中している。都知事は考えていません」とコメント。しかしこれから「中山恭子氏を都知事に」の声が高まれば自民党も中山事務所も動く可能性は十分にあると感じた。有力都議会議員も「日本にとって、東京都にとって、貴重な人材であることは間違いない。なにより中山氏は日本を愛しているのが伝わってくる。自分のためではなく、日本のために働ける人だと思う。間違っても政治資金で美術品や『楽しい金魚の飼い方』を購入したり、公用車を使って家族で野球を見に行くようなことはないだろう」と話す。どういう理由か、現在でも定員割れしている韓国学校の増設を決める知事が都民のことを考えているといえるだろうか。

中山恭子氏は命をかけて日本人を救出した。タレント的人気や年齢は問題ではない。本当に東京都民のために働いてくれる都知事を望む。